【steam】ファイナルファンタジーIII(ピクセルリマスター版)
7月末まで仕事が忙しかったので放置していました。
今回は2回目のゲームレビューです。
今回は「ファイナルファンタジーIII(ピクセルリマスター版)」です。
ゲーム紹介
「ファイナルファンタジーIII(ピクセルリマスター版)」は 「ファイナルファンタジー」(以下、FFと記載)の初期6作を同一プラットフォーム上で遊べる環境を作ることを目的にリメイクしたものです。2021年8月時点は「Ⅰ」「Ⅱ」「Ⅲ」がSteam及びスマートフォン向けにリリース済みです。
「FFⅢ」はジョブチェンジシステムでキャラクターのジョブを自由に変更することができます。ジョブにより「しろまほう」「くろまほう」等の固有コマンドが用意されています。
「FFⅢ」は「ファミリーコンピュータ」(以下、FCと記載)で1990年4月27日に発売されました。その後はニンテンドーDS(以下、DSと記載)で「2006年8月24日」リメイクされました。DS版はグラフィックがフルポリゴンの3Dになった点や、ジョブチェンジシステムのコンセプトが見直しされ、バランス調整が行われました。
今回のグラフィックはFC版の2Dのドット絵が基準になっています。FC版ベースのリメイクは31年ぶりになります。ジョブチェンジシステムのバランスはFC版をベースにDS版の調整を取り込んでいます。
長所
- オートバトル、ダッシュ、中断セーブの追加による快適さ
- ジョブのバランス調整による選択の広がり
- FC版と遜色ない「忍者」の強さ
短所
- フォントが綺麗すぎるため違和感がある
- 原曲BGMが無い
評価
ストーリー
FC版から変更はないため文句なし。
システム(ゲームバランス)
ジョブのバランスはFC版をベースにDS版の調整の取り込みや、本作独自の調整が入っています。FC版は状況に合わせてジョブを使い分けることをコンセプトにしていました。これはダンジョンやボスの特徴と装備品の偏りから、特定のジョブを選びながら進めた方が有利に進められるといったものです。本作もこの点は同様でした。
本作はFC版の不遇ジョブの強化がされたため、FC版よりジョブの選択肢は広くなっています。また、DS版で弱体化された「忍者」「賢者」はFC版ベースの性能に戻っています。
プレイして感じた特徴は以下の通りです。
- プレイヤーのステータス、装備品の数値はDS版に近い。
- プレイヤーの装備品の装備可能制限はFC版に近い。
- プレイヤーの装備品の効果はDS版に近い
- ジョブの固有コマンドはDS版をベースに本作独自の調整がされている
- 敵モンスターのステータスはDS版に近い。
戦闘の難易度はジョブのバランス調整等からFC版に比べて大幅に下がった印象です。難易度はDS版に近いと思います。Lv上げをせずにサクサク進めると、丁度良い難易度でした。
システム(操作性、快適さ)
オートバトル、ダッシュ、中断セーブ、オートセーブが追加されているため、FC版より快適です。
グラフィック
「ピクセルリマスター」と言うことで2Dのドット絵が一新されました。FC版のデザインに準拠しているため文句なし。たまねぎ剣士の4人目や竜騎士のように、配色が変更されたものもあります。
サウンド
原曲も選べるようにしてほしい…
総評
FC版準拠の「FFⅢ」をプレイできるため、ピクセルリマスターの役目は果たされていると感じた。
フォントが綺麗すぎて違和感があります。MODで変更したため問題なし(ぉい)。
総合評価: 4.0/5.0
プレイ時間: 35時間弱
プレイの記録
▲フォントはMODを適用済み。
▲ドロップ限定のオニオン装備。集め始めて約7時間で一人目の分が揃った。
▲Lv96で全キャラのHPが9999に到達。一番早いキャラはLv93で到達した。
▲オニオン装備を集めつつLv99に到達。約20時間かかった。
▲Lv99時点のオニオン装備の獲得状況。オニオンソードが後2本欲しかった。